
一般的に結婚式ではフォーマルな服装が求められ、スーツにネクタイを着用することが多いですが、「蝶ネクタイは結婚式で着用していいの?」と、疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれません。
そこで本記事では、結婚式における蝶ネクタイ(ボウタイ)の着用について、解説していきます。おすすめの蝶ネクタイの種類や、着こなしのコツも含めてご紹介していきましょう。
結論から述べると、結婚式の参列者は蝶ネクタイを着用することができます。
蝶ネクタイは本来、燕尾服やタキシードといった正装(正礼装)に合わせるフォーマルスタイルのネクタイです。そのため、結婚式で着用する礼服やダークスーツなどに蝶ネクタイを着けても問題ありません。
ちなみに、黒ネクタイは弔事を連想するため結婚式での着用は避けるべきとされていますが、蝶ネクタイにおいては黒がもっともフォーマルであり結婚式での着用もOKです。
ただし通常のネクタイと同様、新郎新婦よりも目立ったり、カジュアルすぎたりするのはNG。ヒョウ柄やゼブラ柄といったアニマル柄や、ラメ入りのデザインなど、派手な印象の蝶ネクタイは結婚式では避けましょう。
蝶ネクタイもラインナップ!
ひと口に蝶ネクタイと言っても、大きく4タイプに分けることができます。
蝶ネクタイを着こなすためにも、代表的な種類とその特徴を把握しておきましょう。
バタフライは、リボンの縦幅が大きく、その名の通り蝶のようなシルエットをしている蝶ネクタイです。
蝶ネクタイのなかでもサイズが大きく、華やかさと存在感があります。サイズが大きいためカジュアルなイメージを持たれる方がいるかもしれませんが、クラシカルでもっともフォーマルな蝶ネクタイです。
セミバタフライは、大きなバタフライにくらべると、縦幅が少し狭く、もっともポピュラーな蝶ネクタイです。
バタフライの蝶ネクタイだと、全体のバランスがとりにくいと感じる方や、全体的にスッキリした印象を与えたい方におすすめの蝶ネクタイです。
ストレートエンドは、縦幅が狭く横長の蝶ネクタイで、そのシルエットから「バットウイング(コウモリの羽)」とも呼ばれます。
縦のボリュームが控えめなので、初めて蝶ネクタイにチャレンジする方も取り入れやすく、全体のシルエットをシャープな印象に整えやすいでしょう。
「ポインテッド(pointed)」とは、「尖った」「鋭い」という意味があり、その名の通り、リボンの両端が尖っているタイプの蝶ネクタイです。
印象的なシルエットではあるものの、バタフライやセミバタフライ、ストレートエンドにくらべるとややカジュアルな印象です。厳粛な結婚式・披露宴よりかは、カジュアルウェディングや結婚式の二次会パーティーなどに適しているでしょう。
蝶ネクタイもラインナップ!
蝶ネクタイは、一般的なネクタイとは見た目やシルエットが異なるため、着こなしにはちょっとしたコツがあります。次は、蝶ネクタイを上手に、そしてオシャレに着こなすためのポイントをご紹介します。
蝶ネクタイを着用する際は、シャツの襟型に注目してみましょう。
レギュラーカラーやワイドカラーといった定番の襟型と合わせるのもOKですが、エレガントな印象が好みならウイングカラーのシャツと蝶ネクタイを合わせるのもおすすめ。
ウイングカラーは襟の先端が上向きに折り返されているタイプで、もっとも格式の高いドレスシャツであり、蝶ネクタイとも好相性です。
蝶ネクタイは首元を華やかに飾りますが、一般的なネクタイに比べると胸元が寂しくなりがち。そこでおすすめしたいのがベストの着用です。
ベストを着用することで胸元のゾーンがぐっと引き締まり、蝶ネクタイとシャツ、ジャケットのバランスがよくなります。
ジャケット・スラックス・ベストを同じ生地で仕立てたスリーピーススーツはもちろん、ベストだけデザインの異なるものを着用するコーディネートもおすすめです。
結婚式のスーツスタイルで定番の小物のひとつが、ポケットチーフ。
ポケットチーフを胸ポケットに挿すことで、結婚式にふさわしい華やかな印象になるだけでなく、ポケットチーフと蝶ネクタイの色を合わせることで、コーディネートに統一感が生まれます。
また、ポケットチーフは折り方によって異なる表情を楽しむことができるので、結婚式の雰囲気や自身の好みに合わせて折り方を選んでみるとよいでしょう。
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今回は、結婚式における蝶ネクタイの着用可否や種類、着こなしのポイントについてご紹介しました。
蝶ネクタイは本来、燕尾服やタキシードに合わせるフォーマルスタイルのネクタイであり、結婚式でも問題なく着用することが可能です。
結婚式への参列を予定している方は、今回ご紹介した情報も参考に蝶ネクタイを着こなしてみてはいかがでしょうか。
スーツ・紳士服のはるやまでは、蝶ネクタイなどのフォーマルタイを豊富に取り扱っていますので、ぜひチェックしてみてください。
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