夏のビジネスシーンで、快適さと清潔感を両立できるアイテムとして人気の「ポロシャツ」。
しかし、
「会社に着て行ってもマナー違反にならないか」
「ワイシャツと同じように着こなして良いのか」
と悩む方も多いのではないでしょうか。
結論から言えば、選び方と着こなしのルールさえ守れば、ポロシャツはビジネスシーンで大活躍する優秀なアイテムです。
本記事では、ビジネスに適したポロシャツの選び方から、だらしなく見えない着こなしのマナー、好印象を与えるコーディネート例までを徹底解説します。

ビジネスでポロシャツを着用することは、現在では広く受け入れられています。ただし、TPOをわきまえることが重要です。
そもそもポロシャツとは、馬に乗って行う競技「ポロ」を起源とするスポーツウェア。カジュアルファッションの定番アイテムとしての地位を確立した後、クールビズの普及とともにビジネスシーンでも着用されるようになりました。また近年では、ビジネスシーン向けの「ビズポロ」と呼ばれる商品も登場。
環境省が推進するクールビズでも、ポロシャツは適切な服装の一つとして例示されており、クールビズ期間やオフィスカジュアルが推奨されている職場では、ポロシャツの着用は基本的に問題ありません。
ポロシャツがクールビスやオフィスカジュアルの服装として許容されているとはいえ、一般的なスーツやワイシャツと比べてカジュアルな印象を持つアイテムであることに変わりはありません。以下のシーンではポロシャツの着用は避け、スーツとネクタイを着用するのが無難です。
・重要な商談やプレゼンテーション
・初対面のクライアントへの訪問
・式典や公式な行事
・ドレスコードが厳格な高級レストランでの会食
プライベート用のカジュアルなポロシャツや、ゴルフなどのスポーツ用のポロシャツをビジネスに使い回すのはNG。
これらは、カジュアルなデザインやシルエット、あるいはスポーツ用途を想定した素材感となっているため、ビジネスシーンには不釣り合いです。ビジネスシーンでは、ワイシャツのように立体的な襟を持つビズポロなどのポロシャツを選ぶようにしましょう。
ビジネスシーンにおすすめ!
次は、ビジネスシーンにふさわしいポロシャツを選ぶための、5つの重要なポイントを解説します。
ビジネス用ポロシャツ選びで重要なポイントになるのが「襟」です。
ワイシャツと同じように「台襟(だいえり)」と呼ばれる、襟を立たせるための帯状のパーツが付いているものを選びましょう。台襟があることで襟元が立体的に立ち上がり、ジャケットを羽織った際も首元が美しく決まります。
また、襟先をボタンで留める「ボタンダウン」も、襟の形が崩れにくいためビジネスシーンにおすすめです。
ビジネスシーンのポロシャツ選びでは、清潔感があり着回しやすいベーシックカラーの無地が定番です。
・ホワイト(白):もっとも定番かつ清潔感抜群。
・ネイビー(紺):知的で落ち着いた印象を与え、引き締め効果あり。
・ブラック(黒):スタイリッシュでモダンな雰囲気を演出。
・グレー(灰):柔らかく上品な印象。汗ジミには注意が必要。
派手な原色や大きな柄、目立つワンポイントロゴが施されたポロシャツは、カジュアルすぎるためオフィスには不向きです。
ビジネスファッションでは、サイズ感が印象を大きく左右します。
カジュアルファッションにおいてはオーバーサイズの着こなしが流行していますが、ビジネスではジャストサイズが鉄則です。
肩幅がぴったりと合い、身幅にだぶつきがないものを選びます。袖の長さは、二の腕の半分からやや長め程度が、すっきりと見えておすすめです。
素材は、見た目の印象と着心地に直結します。
・コットン(綿)100%:肌触りが良く、上品な光沢感がある。
・ポリエステル混紡:速乾性に優れ、シワになりにくい。
最近では、吸水速乾機能や接触冷感、アイロン掛けが不要な「ノンアイロン(形態安定)」など、高機能な素材が多く登場しています。手入れのしやすさも考慮して選びましょう。
ポロシャツの裾(着丈)の長さは、スラックスの中に裾を入れるか、外に出すかによって適正な長さが異なります。自分がどのように着こなすかによって、選ぶべき着丈が変わります。
詳しくは後述しますが、ポロシャツの裾をタックインする場合には長め、タックアウトする場合にはやや短めの着丈がおすすめです。
アイテム選びと同様に大切なのが、着こなしのルールです。
次は、ビジネスシーンでのポロシャツの着こなしマナーと注意点を見ていきましょう。
ポロシャツの裾は、職場の雰囲気や合わせるアイテムによって扱いを変えます。
たとえば、ジャケット着用時など、きっちりとした印象に見せたい時は、ポロシャツの裾をパンツに入れ込むタックインがおすすめ。この場合、ポロシャツの着丈は、ベルトの下までしっかりと隠れる程度の着丈が適切です。
よりカジュアルな職場や、真夏のクールビズなどでは、ポロシャツの裾をパンツの外に出すタックアウトもよいでしょう。タックアウトでの着こなしは、着丈が長すぎるとだらしない印象になってしまうため、ベルトにかかる程度の短めの丈を選ぶのがポイントです。
ポロシャツには、プルオーバータイプと前開きタイプが存在しますが、いずれの場合も襟元のボタンの留め方で印象が変わります。
ビジネスシーンにおいては、第一ボタンを開ける着こなしが主流。首元にVゾーンができ、涼しげでスッキリとした印象になります。より真面目で堅い印象を与えたい場合は、ボタンを上まで留めても構いません。
また、ボタンダウンのポロシャツの場合、襟先の小さなボタンは、必ず留めたまま着用します。外すと襟の形が崩れてしまいます。
ポロシャツの下には、必ずインナー(肌着)を着用しましょう。
汗を吸収してニオイやベタつきを防ぐだけでなく、乳首の透けを防止するマナーでもあります。
インナーを選ぶ際は、ポロシャツの襟元から見えない「深めのVネック」を選びましょう。色は、白シャツの下でも透けにくい「ベージュ(肌色)」が最もおすすめです。
ここでは、具体的なコーディネート例をシーン別にご紹介します。

ネイビーのテーラードジャケットに、グレーの台襟付きポロシャツを合わせた王道スタイルです。
ワイシャツ感覚で着こなせるため、急な来客にも対応しやすい組み合わせです。ポロシャツの裾はスラックスにしっかりとタックインしてきちんと感を意識しましょう。

真夏のオフィスでは、ポロシャツ一枚とスラックスのシンプルなスタイルが活躍します。
グレーのスラックスに、ネイビーのポロシャツを合わせると、知的でスマートな印象に仕上がります。

上下同素材のセットアップスーツに、サックスブルーのポロシャツを合わせるスタイルです。
ストレッチ性のある機能性セットアップと組み合わせれば、快適でありながら都会的で洗練された印象を与えます。

Web会議では上半身しか映らないため、顔周りの印象が重要です。
白やライトブルーなど、顔色が明るく見える色のポロシャツを選びましょう。襟がしっかりしたボタンダウンタイプなら、画面越しでもだらしなく見えません。
ビジネスシーンにおすすめ!
ここでは、ビジネスシーンにおけるポロシャツに関するよくある質問とその回答を見ていきましょう。
はい、必ず着用することをおすすめします。
汗ジミを防ぎ、清潔感を保つために必須です。素肌に直接着ると皮脂汚れがつきやすく、ポロシャツの寿命を縮める原因にもなります。
基本的には合わせません。
ポロシャツはクールビズ(ノーネクタイ)を前提としたアイテムです。ただし、「ビズポロ」と呼ばれる、ワイシャツと全く同じ作りで生地だけがポロシャツ素材(鹿の子など)のものであれば、ネクタイを締めることが可能な場合もあります。
季節やシーンに応じて使い分けます。
真夏は涼しい半袖が主流ですが、春先や秋口、または冷房の効いたオフィス内では長袖のポロシャツが重宝します。長袖のポロシャツは肌の露出が減るため、半袖よりもややフォーマルな印象を与えます。
ビジネスシーンにおけるポロシャツは、選び方と着こなしのマナーを守れば、決して失礼にあたることはありません。
記事内でご紹介したポイントを押さえることで、涼しく快適でありながら、周囲に清潔感と好印象を与えるスタイルを作ることができます。
スーツ・紳士服のはるやまでは、ビジネスシーンにピッタリなポロシャツを種類豊富に取り扱っています。ビジネス用のポロシャツをお探しの方は、ぜひ一度はるやま公式オンラインストアをチェックしてみてください。
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