春は新たな出会いが多い季節であり、第一印象を左右する身だしなみには気を使いたいところ。そんな春のオフィスカジュアルにおいては、どのような着こなし、アイテム選びが求められるのでしょうか。
この記事では、春のメンズオフィスカジュアルの基本から着こなしのポイント、アイテム選びのコツまで解説します。コーディネートサンプルも紹介しているので、ぜひ着こなしの参考にしてみてください。
そもそもオフィスカジュアルとは、カジュアルよりのビジネスファッションのスタイルで、基本的にはオフィス内での勤務を前提としつつ、来客対応などにも対応できる服装を指します。
オフィスカジュアルにおいて重要なのは、おしゃれさよりも「相手に不快感を与えない清潔感」と「TPOに合わせた信頼感」です。
ビジネスシーンにおいて、清潔感はマナーそのものです。どれほど高価な服を着ていても、シワだらけのシャツや汚れた靴では信頼を損ねてしまいます。
体型に合ったサイズを選ぶのはもちろん、服のシワ、汚れ、ほつれなどがないかを確認しましょう。また、清潔感を損なわないよう、髪型やヒゲの手入れもセットで考えましょう。
また、オフィスカジュアルの定義は企業によって異なりますが、基本的にはテーラードジャケットにスラックスやチノパンを合わせるジャケパンスタイルがベースとなります。スーツほど堅苦しくなく、かといってラフすぎないこの組み合わせは、どんなビジネスシーンでも通用する王道のスタイルです。まずはこの基本形を崩さずに、素材や色で春らしさを取り入れていくのが正解です。

春は寒暖差が激しく、朝晩と日中の気温差に悩まされる季節。また、季節感を演出するためにも、春らしい爽やかな雰囲気も取り入れたいところです。
ここでは、春ならではのメンズオフィスカジュアルの着こなしポイントを3つ紹介します。
冬は黒やダークグレーなどの落ち着いた色が中心になりがちですが、春は明るく軽やかな色を取り入れると好印象です。
たとえば、知的で都会的な印象のライトグレーや、柔らかく親しみやすい雰囲気のベージュ、清潔感があり爽やかな印象のサックスブルーなどは、春のオフィスカジュアルで人気のカラー。
とは言え、全身を明るくする必要はありません。インナーのニットを明るい色にする、パンツをベージュにするなど、ワンポイントで明るめのトーンを取り入れるだけで、グッと春らしい装いになります。
春のメンズオフィスカジュアルでは「抜け感」も意識したいポイント。
首、手首、足首の「3首」を意識的に見せることで、重たい印象を払拭し、軽快な雰囲気を出すことができます。
たとえば、パンツの裾をアンクル丈(くるぶしが見える長さ)にする、ジャケットを脱いだ際、シャツの袖を軽くまくる、シャツの代わりにカットソーを合わせる、といった工夫をすることで、軽やかな印象になります。
春は「朝はコートが必要だが、昼はシャツ1枚で十分」という日も珍しくありません。
そのため、簡単に脱ぎ着できるレイヤード(重ね着)スタイルがおすすめです。
たとえばカーディガンは、ジャケットの下に着てもかさばりにくく、室内での体温調整に便利。
薄手のステンカラーコートやトレンチコートなどは、防風性を確保しつつ春らしい見た目をキープできるため通勤時のアウターとしておすすめです。
ここからは、春のメンズオフィスカジュアルアイテムで意識したいアイテム選びのポイントをご紹介します。
春のジャケットは、重厚感があるウール素材のジャケットではなく、コットンやリネン混、あるいはポリエステル製の機能性素材のジャケットなどがおすすめ。
裏地がない「アンコンジャケット」や、肩パッドが入っていないタイプを選ぶと、カーディガンのように軽く羽織れて春らしさがアップします。
トップスはコーディネートの印象を決定づける重要アイテムです。
春のメンズオフィスカジュアルにおすすめのトップスとしては、白やサックスブルーのオックスフォードシャツが挙げられます。一般的なワイシャツよりも若干厚手でざっくりとした風合いがあり、ノーネクタイでも様になります。
また、春ニット(コットンニット)通気性が良く春のオフィスカジュアルに最適。ジャケット・パンツは落ち着いた色でまとめつつ、ニットで明るめの色を取り入れるのもおすすめです。
メンズオフィスカジュアルのパンツは、スラックスやチノパンが定番です。
チノパンであれば、ベージュやオフホワイトなどの明るい色が春に映えます。きちんと感が欲しいときは、センタープレス(中央の折り目)が入っているものを選ぶとよいでしょう。
ストレッチ性があり、シワになりにくいポリエステル素材のスラックスも、デスクワークが多いビジネスパーソンの強い味方です。
また、パンツのシルエットにも注目してみましょう。裾に向かって細くなる「テーパードパンツ」は、スッキリとしたシルエットで脚長効果も期待できるためおすすめです。
春のメンズオフィスカジュアルの足元には、軽やかさを感じさせるシューズが適しています。
たとえば、紐がなく脱ぎ履きしやすいローファーは適度な抜け感があり、アンクル丈のパンツとも好相性。落ち着いた印象を演出したいなら、黒系や茶色系のスエードシューズもおすすめです。比較的カジュアルが許容される職場であれば、シンプルなスニーカーもよいでしょう。
ここでは、春のメンズオフィスカジュアルコーデをご紹介します。

ジャケパンスタイルのメンズオフィスカジュアルコーデ。
ネイビージャケットにベージュスラックス、サックスブルーのシャツという、王道のスタイルは、春のオフィスカジュアルにもぴったりです。

セットアップスーツを使った春のメンズオフィスカジュアルコーデ。
堅すぎないライトグレーのセットアップと、爽やかで清潔感のある白のカットソーの組み合わせが、きちんと感がありつつ抜け感のある雰囲気を演出しています。
今回は、春のメンズオフィスカジュアルの着こなしやアイテム選びについて解説しました。
今回ご紹介した情報も参考に、春らしい着こなしにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
スーツ・紳士服のはるやまでは、オフィスカジュアルにぴったりなアイテムを種類豊富に取り扱っています。オフィスカジュアルのアイテムをお求めの方は、ぜひ一度はるやま公式オンラインストアをチェックしてみてください。
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